チェロの神様

10月某日、広響の定期演奏会がありました。なんとあの憧れのイッサーリス様が客員ソロでいらっしゃいました!

チェロの神様と言えば一般的にはパブロ・カザルスですが、私の中ではスティーヴン・イッサーリスのあの音色が一番です。

ある日、音楽教室のエレベーターの中で広響定演の招待チケットがある旨のポスターにイッサーリス様のお顔を発見!チケット希望者がチケット枚数より多く抽選となってました。もちろんチケット買ってでも行きたい公演でしたが、運試しにと希望してみると招待券をいただけることになったので、これは神様の思し召し、うはは。

なんとラッキー!

定演でのお目当てはもちろんドヴォルザークのチェロ協奏曲。チェロ協奏曲はパワフルで張りのある感じが多いですが、イッサーリスが奏でると温かく優しくそりゃ~とっても心地よい音で、もう生音きけるなんて最高!

しかも彼の演奏会スタイルはとても音楽の中へどんどん入っていくような曲に潜ってさらにそれに動かされているような「天才」という二文字を感じるような演奏でした。

ソリストのアンコールも2回ほど演奏してくれました。カザルスの演奏で有名になった「鳥の歌」とピチカートだけで弾くツィンツァーゼの「チョングリ」と言う曲です。

演奏会が終わった後、サイン会があったのでCDと本にサインを貰いました。ミーハー全開で、も~目がハートです。

ひさびさの幸せな日でした。